初めてのエレキギターは?

久しぶりのギター編です。

デザイン編は、色々と準備が大変でなかなか進みません。すんませんが、じっくりやりますんでお待ちを



ワシは、一応は高校時代に一度ギターを買って(ヤマハのストラト)コード弾きぐらいは少しできるようにはなってたので、6年前に30年近くぶりにギターを買って(レイナのギターね(^^;;;;;)再び弾き始めたときも、まるっきりエレキギターは初めてってわけじゃなかったんだけど、もうほとんど弾けないようになってたから最初は安物でいいやって思ってた。

でも、ネットでギター関係の質問を見てると、「初めてエレキギターを買いますが、どのメーカーのどのタイプを買うのがいいですか?」って感じの質問が結構多いんだよね。

しかしながら、この質問に回答している人の多くは、自分が上級者になったために初心者の人の気持ちや置かれてる状況、質問の本当の意図なんかが理解できてなくて、自分の嗜好を押し付けたり、自分で検証もしないで風評で回答してたりしてて、「いや、欲しいのはそんな回答じゃないんだよ」と思うことがよくあった。

だから、このブログを始めたときの一つのテーマは、

「初心者の気持ちを持っているうちに、これからエレキギターを始める人はどんなギターを買えばいいかを調べよう」

ってことだった。


ギターをやめてた間には、飛行機やF1のことばっかり見てて音楽はひたすら聴くだけだったので、その間にギターがどのように変わって行ったかはほとんど把握してなかった。

だから、同世代でずーっとギター弾いてた人たちとギターの話をしたところ、なんだかとんでもなく素っ頓狂な発言を度々しでかしてたわけなんだけど、ブログを始めてから5年ぐらい色々とギターを調べて実地検証もかなりやったので、結構色々なことがわかって、やっとこの質問に対して自分なりの答えが出せるようになったと思う。

今回はそれを書いてみる。



まず、今までタイトルの質問に回答するために考えなきゃいけないことを整理してみる。

(1) これから始める人は、すぐに飽きて辞めちゃう可能性がある
(2) 高いギターをいい音で鳴らすには、それなりの腕が必要
(3) それぞれのタイプのギターのデメリットもきちんと伝えるべき


で、個別にそれぞれどういう意味か説明すると・・・

(1)はギターに限らずよくある話で、自分の予想してたのと違ってたり、やってみて自分が思ってたより難しかったりしたら、あっという間に放り出す人が少なからずいるってこと。
だから、放り出したくなるような要素は極力排除してあげないといけない。

それは、弾くことに対する認識の甘さだったり、ギターのデザイン上の問題だったり、弾きやすさだったり、メンテナンス性だったりだ。


(2)は、以前に「野村ギター商会」にギターの名手、モト冬樹が出てたときに言ってたことが一番的を射てると思うんで紹介する。

「ギターがうまいってことは、要するに左手と右手のタイミングがいかに一致してるかでしょ?」

つまり、これがちゃんと一致してないと、どんな高いギターでも、音がつまっちゃったりびびったりして全然いい音がしないってことだね。とても実感できる言葉だ(^^;)
逆に上手な人が弾くと安いギターでも驚くほどいい音がしたりする。
つまり、ギターって(ギターに限らず楽器全般そうなんだろうけど)、弾く人によって音が全然変わっちゃうのだった。これは、アコギだけじゃなくてエレキでもそうなんだよね~。

↓に、竹田和夫と成毛滋が一つの曲を1本のギターを回して弾いてる音源があるけど(下から3つ目の黄色い枠内にある「Nobody Knows You.mp3」)、ギター、アンプともつまみは一切いじってないにも関わらず、この名手たちですら全然違う音がするのだった。
http://www.ne.jp/asahi/chelseas/terrace/DSA/draycott_studio.html

という訳で、高いギターを買ったからいい音がするってのは、初心者についてはただの幻想でしかなかったりする。
もちろん、高いギターを買うメリットってのは確実にあるので、そこらへんは後で説明する。

(3)は、いいところばっかりあげつらって「このギターお勧め!」なんて言ってるのをよく見かけるけど、そのギターのデメリットを知らないで買ったら、それが気になって弾くのをやめちゃうってことだってあるよね?、ってこと。

まず、トレモロアーム付のギターは、ロック式でないものは特にチューニングが狂いやすく、毎日弾くたびにチューニングに時間がかかってだんだん面倒くさくなるってことがあると思う。初心者セットとしてよく出ている、Photogenic、Mavis、Selder、Blitz、Legendなんてのはさらにチューニングが狂いやすいうえに、ひどい場合はオクターブチューニングがどうやっても合わないってこともあるらしい。
それと、ものによっては、ペグの出来が悪くてチョーキングでもすぐに弦が緩んでチューニングが狂うってこともある。

ただ、ギターに問題がなくても弦の巻き方がちゃんとしていなければやっぱりチューニングは狂いやすくなるので、ここもとても大事ではある。

あと、自分の体型にあまりにも合ってないギターを買うと、弾くための難易度が高くなって上達が遅くなり、やっぱりイヤになるってこともあると思う。体が細く小さくて体力の無い人が重いギター買ったりとかもね。

それと、弾き手のレベルを考えないで、不必要に高いものを押し付けようとする姿勢もよく見かける。

また、よく聞く言葉に「手の多きさはギターの上達に関係ない」って言葉を聞くけど、これはやっぱり間違いだと思う。
「手が小さくても努力次第でなんとかなる」ってのは同意するけど「関係ないって」のは明らかに間違い。
だって、とても手の大きいジミ・ヘンなんか、普通にネックを握っただけで親指が4弦まで届くから、親指で4~6弦をミュートするなんてことが簡単にできるけど、ワシなんか5弦にすら届かないから同じ弾き方は物理的にできないもの。無理やり5弦に届かせようとすると、人差し指の根本が1弦に触れて1弦の音が詰まっちゃう。4弦は、無理しても全然届かない。
それでも「関係ない」って言う?それはおかしいでしょ?

同じ練習量なら、手の大きい人の方が確実に上達が早いと思う。それを「関係ない」とは言わないでしょう。


とううわけで、手の小さい人は、やっぱり細いネックのギターを買った方がいいと思う。

また、手がとても大きな人が細いネックのギター買うと、逆に弾きにくいらしい。



これらを踏まえて、最後に、「初めてのギターを買う条件」を整理してみるね。


1.高いギターを買うのはいいけど、上達しないうちはいい音しないってのを認識して買おう。あと、自分がずっと続けるかどうか不安だったら、もったいないから高いギターはやめた方がいいと思う
2.フォトジェニックなんかの激安ギターは、当りはずれが大きいし、見た目はそこそこでも造りの面で問題が多かったりするからやめた方が無難
3.お買い得だったからって、自分がデザイン的に好きじゃないギターを買うと、弾きたくなくなっちゃう可能性があるのでやめた方が無難
4.ストラトキャスターなんかのトレモロ付のギターは、チューニングが狂い安いってことを認識して、チューニングをまめにやる必要があるってことを了解した上で買おう
5.実際に弾いてみないと、自分の体型に合ってるかとか弾き安いとかが分からないので、験し弾きして買おう。また、重さも気にしないと、体力が無い女の子とかがレスポールなんて重いギターを買うと、1ステージ丸々立って弾くのがしんどくなるって事もある。
6.気に入ったギターがあったからって即買わない。同じようなギターが他のメーカーで出てるかもしんないし、同じギターが他のショップでさらに安く売ってたりするからね。
7.定価って、結構戦略的に設定してたりしてあてにならないから、そのギターがどのくらいのクラスに位置するかを判断する場合は実売価格で判断しよう。それは仕入れ値に対して設定される価格だから、実際のグレード表現としては定価より適切な可能性が高い。あ、1つの店だけで判断すると、バーゲン的に安く設定されている場合があるから、複数のショップの売価を見ようね。
8.元プロのギタリストの方に、欲しいギターがあったらお店の人に自分がやりたいと思ってる曲(またはそれと同じ弾き方の曲)を弾いてもらうのがいいでしょう、というアドバイスを頂いた。
素人の上級者を連れて行くと、自分のやってる曲の弾き方しかしないから、それが買う人のやりたい曲と一致してなかったらあんまし参考にならないけど、お店の人はいろんな弾き方を知ってる場合が多いから、その方が参考になるんだって。


というようなことをつらつら考えみたんだけど、上手なギタリストの方、何人かに聞いてみたところ、結局は・・・

「自分が弾きたいと思ったギターを買うのがいい」

というのが一番多かった(^^;)


それは、自分が弾きたいと思えるギターを買わなかったら、最初の段階で「弾く」というやる気が下がるからよろしくないってことだった。
それと、好きなギターなら多少問題があってもそれはあまり気にならなくなるってことでもあるらしい。


また、上級者の方に聞いたら、最低でもこの価格帯のものを買ったほうがいいというレベルは・・・

1.定価8万円以上のギター
2.実売5万円以上のギター

の二つだった。

この価格帯のギターを買うと何が違うかというと・・・

(1) ギターそのものによるチューニングの狂いやすさやネックの反りやすさということがほとんどない。
(2) オクターブチューニングが合わないということがまずない
(3) フレットやナットの処理がしっかりしてるので、そこを調整し直したりする必要がない
  →前に書いた、フレットの端がちゃんと処理されていないため、弾くと手が痛かったりすることがない
(4) ピックアップがしょぼいということもまずないので、人前で演奏できるレベルの音がする(ただし、腕前も必要(^^;;;;;)


で、フォトジェニックに代表される単体で1万円以下のギターは何がダメかというと・・・

(1) すべてのパーツが廉価で製作の工数もかかってないので、比較的壊れやすい。
  →すぐにスイッチが壊れたとか、シールドのジャックが奥に入り込んで出てこなくなったとかいう話を聞いた。
   ただ、個体によるばらつきが凄いので、当たりだと何年も大丈夫だったりはする。でも、それって買うときはわからないよね(笑)
(2) チューニングが狂いやすい個体があり、オクターブチューニングもだけど、普通のチューニングも合わない固体もある。
  →5弦からあわせて行って、一回りしてもう一度5弦を弾くとすでに狂ってて、それが何度繰り返しても治らない(^^;;;;;
(3) エフェクターをかませないと使える音にならない
(4) ネックが反りやすい個体が結構ある
(5) スイッチ類の配線が雑ですぐに切れたりすることがある
  また、その部分にどんな接着剤を使ってるのか、ボディ裏のふたを開けるとえげつない異臭がするものがある(人畜に有害かもしんない)
(6) ナットの弦を通す溝の深さがバラバラで、ひどい場合は交換しないと演奏できないことがあるらしい


という感じ。改めて書いてみると、やっぱりやめたほうがいいって気になるね。



ギターのカタチにこだわりが無い場合、最初のギターとしては「テレキャスター」がベストだという人が一番多かった。
シングルコイル・ピックアップよりハムバッカー・ピックアップが好きな人は、PRSタイプがいいと思う。
ただ、下に書いてるけど、ストラトキャスターってギターは演奏性の高いギターなのも確か。

ただ、何が何でもこれにしてねってことは言いません。押し付けられた情報でギター買うのって楽しくないからね。
他のタイプのギターのデメリットを以下に書くので、それを承知で買うならそのギターでもいいと思う。
なお、上級者じゃないと気にならないようなことは書きません。
参考程度にメリットも書いときます。

◆ストラトキャスター
 (1)ボルトオン(ネジ留め)ネックで根元も厚いので、ハイポジションのフレットはあんまし弾きやすくない。
 (2)フローティング式のトレモロユニットがとてもチューニングが狂い安い。高いものでも、トレモロを激しく使ったプレイをしたあとでは、チューニング狂ってることが多いと、このギターの高いのを持ってる知り合いのたくさんの上級者ギタリストさんたちが異口同音に言っております。
だから、レインボーとかディープ・パープルとかのトリビュートバンドのギタリストさんたちは、必ずステージの途中で何回かチューニングし直してるよね。
  ただ、弦の巻き方を正しくやればある程度防げるらしいので、少なくとも最初は買った店できっちりやってもらいましょう。
  Youtubeに、巻き方の説明なんてものが上がってるので、張替えのときはそれを参考にしよう。
  また、形が気に入ったんで買ったけどトレモロは使わないって人は、裏の蓋を開けたところにあるブリッジのバネをぎゅうぎゅう締めたり、そこのボディとブリッジ下のほうの間に何か挟んでブリッジを固定すれば大分マシになるでしょう。
 (3)コンター加工っていう、フェンダー特許の腕や体の当たる部分を削った加工がしてあるので演奏性は高い。
 (4)比較的軽い。

◆テレキャスター
 (1)はストラトに書いたこと同じ
 (2)トレモロユニットが付いてないので、チューニングはストラトよりは狂いにくい
 (3)ただし、古いタイプの2つ弦を1つの駒で支えてるタイプのブリッジは、弦ごとのオクターブチューニングができないので、完全にはオクターブチューニングが合わないらしい
 (4)コンター加工はしてない。
 (5)比較的軽い。

◆レスポール
 (1) かなり重い。ただし、エピフォンやエドワーズには軽いのもあるので店頭で買うなら自分で持って調べてみよう。
 (2) ハイポジションのフレットはあんまし弾きやすくない。セットネックだからって騙されないように。
 (3) 弦を張り替えるたびにブリッジの駒が勝手に動いて、オクターブチューニングは全部やり直しになるらしい。
  これは、チューンOマ-チック+ストップテールピースのギター全般に言えることみたい。

◆ギブソンSG
 (1) ボディが軽くヘッドが重いので、肩から下げて手を離すとヘッドがスーっと下がる。気にする人は気にするみたい。ちなみに、ワシのセミアコ「SRSA65」も同様。
 (2) 指板がフラットなので速弾きはしやすい。
 (3) かなり軽い

◆24フレットタイプ
 (1) 指板が長い分、構えたときピックアップ部分が右寄りになるので、ピッキングする位置が他のギターと変わる。変えないとハイフレットの指板の上でピッキングすることになる。知り合いのギタリストさんもライブのときに指板の上でピッキングしてた。まあ、慣れだけだけど。
 (2) 同じ理由で、フロントとリアのピックアップの間隔が狭いので、レスポールなんかの22フレットモデルに比べてフロントとリアのピックアップの音の違いが小さい

◆ナット部で弦をロックするロック式トレモロ(フロイドローズとか)
 (1) 弦の張替えがかなり大変。ちょっと弦のテンションが変わるだけでブリッジの尻が上がったり下がったりするんだけど、水平になるように裏のネジを締めなおしていちいち調整しないといけない。他にも、一弦ずつ交換してチューニングするとか、オクターブチューニングとか、色々とめんどくさい(体験談)。
 (2) ブリッジミュートをするのが難しい。
 (3) 変則チューニングが簡単にできない。

◆ショートスケールのギター(ムスタングとかリッケンバッカーとかレッドスペシャルとか)
 (1) 弦のテンションが低いのでチューニングが狂い安いらしい(自分で試したことはない)
 (2) チョーキングがやりにくいらしい(自分で試したことはない・・・てゆーか、他のスケールでもチョーキングはうまくできない(爆))

◆薄いネックで指板がフラット
 (1) 速弾きには超向いてる。
 (2) セーハでのコード弾きにはとても向かない。ずっとセーハしてると左手がしんどくなる。

◆スキャロップ指板(リッチー・ブラックモアとかインクヴェイ・マルムスティーンとかが使ってる表面をえぐってある指板)
 (1) 指でのスライド奏法ができにくいなど弾くスタイルが限定されるし、抑え方も普通の指板と違うので「基礎を学ぶ」って意味ではよろしくない。
  まあ、「オレは一生インクヴェイ(またはリッチー)の曲しか弾かないんだー!」って人は別だけど(笑)
 (2) 弦を押さえる力は普通の指板より小さくて済むけど、強く抑えすぎるとチョーキングと同じ効果で音程が変わるので、弾きこなすには慣れが必要。

◆スルーネック
 (1) サスティーン(弾いた後にいつまでも音がしてる長さ)は一番長い。生音もキレイ。
 (2) ネックの根本が薄いので、ハイポジションがとても弾き安い。手の小さなワシでも、親指を6弦側に回したまま4弦24フレットが押さえられる。
 (3) 安いギターにはほんど採用されないので、6万円以下ではまず買えない(^^;)



買うときのお助け情報としては・・・

・長いこと売れないギターを「アウトレット」とか「ちょいキズ」とかと称して安く出す場合があるので、こういったものはお買い得。
 カタチとか色が不人気で売れないだけで、ギターそのものには問題のない場合が多い
・ショップによっては、激安バーゲンをやったりするので、それを事前に調べてその日に買いに行く。
・中古は、状態が良いのに廉価で出てる場合があるから狙い目だけど、あまりに激安なものはヘッドやネックが折れたのをくっつけたりしたものがまれにあるから、買うならこのへんを隠さないで話してくれる名の通った店で買う方がいい。



ブランド志向ってほどじゃないにしろ、初めてギターを買うときは、他の人、特に上級者の人の視線って、とっても気になると思う。
というわけで、メーカーをステータスとか実用性別に分けると↓な感じ。

◆どこに出しても恥ずかしくないブランド
・アイバニーズ
 →世界的に著名なギタリストが何人もこれを使ってるうえに、高いのと安いのの見分けがつかないので、ステータス気にする人はこれが一番(笑)
 たとえば、↓の上が定価15万円のRG2570で、下が定価6万円ちょっとのRG370だけど、若干の違いはあるものの、そこまでRGの細かい違いを把握してる人はほとんどいないので、ステージ上で弾いてたらきっとわからないね。
RG2570Z 税込価格 ¥157,500 (本体価格 ¥150,000)
http://www.ibanez.co.jp/products/page_jp.php?data_id=113&color=CL03&year=2010&cat_id=1&series_id=242
RG370DX 税込価格 ¥60,900 (本体価格 ¥58,000)
http://www.ibanez.co.jp/products/page_jp.php?&data_id=120&color=CL01&cat_id=1&series_id=249

・YAMAHA
 →SGなんかが世界的に高評価。若い人にもかなりステータスが高い。まあ、SGは5万円では買えないけどね(笑)
  安いモデルでもそれなりに良いみたい。
  
◆とりあえず恥ずかしくないブランド
・BCリッチ
 →ブランドとしてはステータスがあるし、モッキンバードはX JapanのHIDEが弾いてたので知名度も高い(コピーモデルだけど)。
  それなのに5万円程度で買える廉価品もある。・・・廉価品があるのは、ある程度知られてるけど(^^;;;;;
・トーカイ
・フェルナンデス
・アリアプロ2
・エレクトロマチック
 →ヘッドには「Gretch」の文字が大きくて「ElectroMatic」の文字は目立たないので、普通の「Gretch」と誤認してくれる可能性大(笑)
  ちなみに普通の「Gretch」は、最低でも15万円、ものによっては50万円クラスというかなり高価なギター。
・ダンエレクトロ
 →ジミー・ペイジが使ってるんで一目置かれてるけど、同時に安いギターだってのも知られてる。

◆廉価品だと認知されてるブランド
・エピフォン
 →良いものは良いって知られてるので、ある程度のステータスはあるブランド
・グラスルーツ
・バーニー

◆いわゆる激安初心者用ギター(買わないほうがいいもの)
・フォトジェニック(Photogenic)
・メイヴィス(Mavis)
・セルダー(Selder)
・メイスン(Maison)
・プレイテック(Playtech)
・ブリッツ(Blitz)
・レジェンド(Legend)
・スクワイヤー(Squire)
 →この中では、少しマシ。
・ジオ・アイバニーズ(型番の頭にGが付いてて、定価がオープン価格になってるIbanez)
 →アイバニーズの廉価ブランドだけど作りがかなり雑い。その割りに一番安いのでも約2万円だからねぇ。同価格帯ならエピフォン、グラスルーツ、バーニー、スクワイヤーのが確実にいいと思う。
  てゆーか、5万円出せばちゃんとしたアイバニーズが買えるので、アイバニーズが好きならそっちを買いましょう。

 予算が無くてここらへんしか買えない場合は、個体差の大きいブランドなので、店に行って片っ端から弾いてから決めましょう。
 事情により試し弾きできずに通販で買う場合は、最も激安の「PLAYTECH」にした方がいいと思う。通販でしか買えないから弾くはおろか見たことすらないけど、ネットの評判見てると上に挙げたブランドと何ら変わらないっぽいよ。だったら、3~4千円安いこっちにするべきでしょう。

◆知名度が低くて実情を知ってる人が少ないけど、安い割りにそこそこなブランド
・バッカス
・コルト
・ヘイマー(とても高いものもある)
・ハグストロム


番外編
・フェンダー・ジャパン
 →6万円以下のギターはコストパフォーマンスがよろしくないので除外したほうがいいと思う。
  もっと高いのはかなりいいよ。



次に、ボディタイプ別に、コピーモデルが選べるメーカーを書いてみるね。
ただし、どコピーモデルだけじゃなくて「同じに見える」ってのも含んでる

(1)ストラトキャスター
 ・スクワイヤー
  ★お勧めポイント:ヘッドに「Stratcaster」って書いてある
 ・グラスルーツ
 ・トーカイ
 ・フェルナンデス
  →ほんのちょっと違う。
 ・YAMAHA
  →パシフィカってモデルがそうだけど、デザインが微妙にオリジナルのストラトとは違う。
(2)テレキャスター
 ・スクワイヤー
  ★お勧めポイント:ヘッドに「Telecaster」って書いてある
 ・グラスルーツ
 ・トーカイ
(3)レスポール
 ・バーニー
 ・フェルナンデス
 ・トーカイ
 ・グラスルーツ
 ・エピフォン
  ★お勧めポイント:ヘッドに「Les Paul Model」って書いてある
 ・アリアプロ2
  →PEってモデルがレスポールに似てるけど、若干の違いがある。
(4)フライングV
 ・グラスルーツ
 ・バッカス
 ・トーカイ
(5)セミアコ、フルアコ
 ・トーカイ、バーニー
  →ギブソンのES-335の再現度でこの2メーカーが一番。ヘッドのロゴが見えない状態のパッと見では、ほとんど区別が付かない。
 ・エピフォン
  →直系ブランドだからね。形は本家ギブソンと非常に近い。
  →ジョン・レノンを始めとしたビートルズメンバーが愛用したカジノはエピフォンのオリジナルモデルだから、それが買えるってのはいいかも。現在は廉価ブランドになってるから、ビートルズの時代のものとは作りや音は随分違うようだけど。
 ・エレクトロマチック
  →セミアコっつーと、まずはギブソンのES-335らしく、これのコピーモデルは多いけど、ビートルズ好きはグレッチのカントリー・ジェントルメンとか欲しいと思う。けど、このブランド以外ではお目にかかったことがない。
 ・アイバニーズ
 ・アリアプロ2
(6)PRSタイプ
 ・トーカイ
 ・ヘイマー
 ・グレコ
 ・コルト
(7)メタル
 ・BCリッチ
 ・グラスルーツ
 ・アイバニーズ


フェンダーの直系ブランドのスクワイヤーと、ギブソンの直系ブランドのエピフォン以外は、著作権の関係でオリジナルモデルの機種名がギターにプリントできないので、スクワイヤーとエピフォンは、そこらへんを重視する人には売りになるね。

アイバニーズのRGは、ホントに安いのと高いのの見分けがつけにくいので、安物ギターを持ってると思われたくない人には上で挙げたRG370や、それにピッグガードを付けてデザイン面で差別化したRG350とかは超オススメ。
しかも、そこそこに使える音がするから、エフェクター通しちゃえばさらに大丈夫だ!



という感じです。
個人的な思いも入っているので、反対意見や指摘なんかいただけるととても嬉しいです

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 8

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い 面白い

この記事へのコメント

工場の月
2012年03月08日 00:25
 久しぶりの更新だったんだね.いやー,気がつかなかった.
 初心者が買っちゃいそうで実はやめといた方がいいギターの代表にZO-3がありますね.小さくて邪魔にならないし,アンプまで付いてくるからシールドもいらないお気楽ギターですけど,なんといってもボディが小さくて右手が安定しないし,ネックヘビーで左手がやたらくたびれるし...あれは中級者以上のセカンドギターでしょ,っつーのに初心者セットなんてのも売ってる.
http://fershop.net/default.php/cPath/1_32?gclid=CL6vq5SK1a4CFQhLpgodkTpZdw

 弾きにくさではZO-3並みのがフライングV.ストラップで吊らないとどうにもギターが収まらない.そんなこと店で試奏してみりゃわかりそうなのに,だまされた買ったヤツがボクの知り合いに一人います.
工場の月
2012年03月09日 10:12
ああ,それからフィレット(fillet?)じゃなくてフレット(fret)ですよね.飛行機の仕事のしすぎ?
工場の月
2012年03月13日 14:17
マエストロだって,エフェクターのメーカーとしてフェイスシフターだとかファズボックスだとかが有名だったんだけど,最近見ないなぁとおもったらこんなところに,
http://store.ishibashi.co.jp/ec/srDispCategoryTreeLink/doSearchCategory/11315700000/04-05/3/1
スクワイアーみたいに吸収合併されたみたいですね.ロゴもちょっと変わってら.エピフォンとちがってヘッドのデザインもギブソンしてるけど,ロッドカバーが三点留め(あらら).イシバシ楽器へ行ったらみてみてみて!?あ,福岡にもあるんだ.
いぶくろう
2012年03月13日 18:08
>工場さん
毎度ごひいきにどうも(笑)

ZO-3が弾きにくいってのは、よく聞きますね。まあ、どっちにしろ、ちゃんとギターを覚えようとする人が手にする形態じゃないって気がします。

フィレットとフレットになってるところがある。がはは(^O^)

マエストロ、初めて知りましたが、ギブソンの名前は出さないほうがいいような気がするなぁ・・・。エピフォンのチンコヘッドが気に入らない人向け?(^^;;;;;
今度、イシバシ行ったら弾いてみます。
工場の月
2012年03月14日 23:26
4月入荷予定になってますね.暖かくなってからですね.
なんかここに詳しいです.
http://d.hatena.ne.jp/toy_love/20111220/1324383404
ふーん,なんだけど,ちっこい写真みただけでウソっぽいギターですね.
いぶくろう
2012年03月19日 00:51
リンク先見たら、「細かい傷があったりするけど返品には応じないから覚悟して買ってね」みたいなことが書いてありますね
恐るべし!
工場の月
2012年04月09日 17:08
アンプだけど,ヤマハのTHRっておもしろそうだよ.
http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/guitars-basses/amps/thr_home/
値段は「5」が\19,800,「10」が\27,800~29,800ってトコみたい.
小型で,自宅用に特化してるのがいいですね.新星堂のサイトだと売り切れになってるから今,店頭で探してもないのかな?「5」と「10」の違い,ちょっと比較するとユーザーメモリーの有る無し(「10」に5ヶ)とコントロールのが「10」の方が豪勢だね.付属のCubase AI 6 がWindows7でしか動かないみたいなのが気に食わないけど.
工場の月
2012年04月13日 11:02
昨日,イシバシ楽器行きました.Maestroはちょっと見はそれほど貧相ではないですが,ギブソン型のヘッドはロゴの位置が結構いい加減だったり,ロッドカバーがヘンテコだったり.フレットの処理もあんまり丁寧でなかったですね.ま,出血するようなことはなさそうでしたが.
THRは在庫が10の方だけ,「10のほうが売れるんですよ」って店員さんは言ってました.こっちは見てくれもしっかりしててなかなか良さそうです.ただ10はパソコンと並べて机に並べるにはちょっとデカいですね.どっちも音はだしてみてません.閉店直前についたもので.
バウアー中尉
2012年04月14日 02:09
リクツッポーー(笑)
オイラがギター始めた1970年代は、グレコとかさ安いモデルでも音はともかく弾きやすかったよね。このへん成毛効果って感じかな。
最近特に楽器屋でエフェクターとか試奏するときのデモ用の楽器があるんだけど・・・国産も輸入物もヒデー弾きにくいギターばっかですね・・・・
一番最初に買うギターは、やっぱ自分が好きなギタリストのギターに近くてかつ弾きやすいってのが一番でしょうね。音は2の次で・・・・
まあ音っていってもね・・個人的には5万以上なら50万とかでも・・・
今時のギターじゃあね・・・中には値段関係なくいいものもあるとは思います。1983年で7.2万で買えたビルローレンスのチャレンジャーⅡみたいにね。
これ当時のレスポールや47万したポールリードスミスや65万したバリーアーツよりもね。でもそういうことが分かるには経験が必要なんだよ。
まあ「ギターの鳴り」っていうのが理解できるようになったらね・・・
まあ経済的に地獄に落ちますが・・・・(今まさに一人のマイミクさんが落ちようとしている・・・)

まあアンプなら、初心者にはフェンダーのプロJr薦めます。中古なら3万以下で買えるかもです。これならLIVEにだって使えるよ。(Drがキチガイパワーじゃない限り)
 
いぶくろう
2012年05月27日 21:42
>工場の月さん
超遅レスすんません。なんかちょっと人生に余裕がありません(笑)
4月7日にやったライブの話も書いてない

Maestro、まあ、やっぱそれなりってことですね(笑)。
今度は音のレポートお願いします。


>バウアー中尉さん
これまた超遅レスすんません。

しかし、長文書き込みマイスターのバウアーさんに理屈っぽいと言われるとは思わなかった(笑)

ビルローレンス、知らないブランドです。ちょうどギターやめてた頃だし。
ちょっと気になるので調べて見ます。
また、参考情報お願いします。
ギター凡人
2014年10月24日 16:33
79.イバニーズポールスタンレイmodeは11万したが音わるーl 失礼しました。

この記事へのトラックバック