マイケル・ジャクソンの死

マイケル・ジャクソンが死んだ。


レイナの世代だと、マイケル・ジャクソンという人は奇行ばかり目立つ変人、彼女たちの言葉をより正確に伝えるなら「キモチワルイ人」ってことになるらしい。

まあ、10数年ライブをやってなかったし、同じくらい目立ったヒット曲もなかったから、自宅での騒動や、白人になりたがって整形を重ねた挙げ句に作り出された不気味な容貌ばかりが目についてしまっていたので、それはしょうがないだろう。



しかし、80年代までの彼は、紛れもなく世界有数のミュージシャンでエンターテイナーだったから、ボクらの世代だとすごく残念な思いをしている人の方が多いだろうと思う。


特に、ビート・イットから バッド に至るまでの数々の優れたプロモーション・ビデオとライブパフォーマンスは空前絶後で、これほど「見せる」音楽を作り出した人をボクは知らない。


20歳代になってからの完全後追いではあるが、ボクはモータウン・サウンドが大好きで、ジャクソン5の曲もよく聴いた。
I'll Be There の美しさは何度聴いても感動するし、ABCやI Want You Back などのノリの良さもすごくステキだった。


しかし、マイケルが本領発揮し始めたのは、やはりソロになってからで、それが世界的にブレイクしたのは、ビート・イット で披露した素晴らしいダンスだったと思う。

あのビデオクリップは本当に衝撃だった。

歌唱力はジャクソン5の頃から折り紙付きだったけれども、あれほど見事なダンスもこなせるってところに、心底感動したもんだった。


それは、スリラーでさらに高いところに到達する。
この小ドラマとも言える作品を、ボクは一体何度見たことだろう。
この頃、ちょうどテレビ神奈川のSONY Music TV という、ひたすら色々なミュージシャンのプロモーション・ビデオを流す番組があって、その中でこのスリラーも放映されたから、それをビデオに録画して見ていた。

このビデオは今でも持っているが、今はYoutubeにも上がってるので、そっちを見た方が手っ取り早いからほとんど部屋の中で眠っている。

でも、いつかまた引っ張り出して来て見るだろう。


そういえば、2ヶ月ほど前に行われたレイナの高校の体育祭で、レイナのクラスはこのスリラーを踊っていた。
これは、単なる偶然だろうけど、マイケルを「キモチワルイ人」と言いつつも、そのパフォーマンスには敬意を払っていた証拠だろう。

そしてこれは、結果的にボクにもいい思い出になった。




彼は、あの奇行で誤解されることもあるようだが、常に努力を怠らない真の一流ミュージシャンであり、また、常に真剣に世界平和を考えていた人間でもある。
その点でも、亡くなったことが非常に残念でしょうがない。



ミュージシャンというもの、一流になればなるほど、周りに不必要に人が寄ってくるだろうし、色々な誘惑も増えるだろうし、誹謗中傷の類も増えてくるだろうから、正常な精神状態を保つことの方が難しいだろうと思う。

それが彼の場合は「白人になりたい」という衝動になって現れたのかどうかは知らないが、あれがなければ、もっともっと世界中から尊敬される存在になっていただろうと思う。

子供の頃のマイケルだって、実に愛嬌のある可愛い顔をしてるんだが、本人はその要望が好きじゃなかったってことなのだろう。
実に残念なことだ。



今後、こんなミュージシャンが現れるかどうかはわからないが、現れたとしても、マイケル・ジャクソンという名前が風化して忘れ去られることはないだろう。


マイケルの音源はテープしか手元にはないが、しばらくはこれを引っ張り出してきて聴いていようと思う。

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